GW中、希望者を募って自主練習会を行いました。
参加者が少なったこともあり細かく確認していたら、四方投げと入身投げだけで90分の稽古が終わってしまいました。
出てきた項目は大体共通していて、
- 姿勢
- 正中線
- 相手を伸ばす
- 緩みを取る
- 圧をかける
- 剣の遣い
- 上下の動き
- 安全な位置で動く
- etc
でした。
参加者の話を聞いてみると、「何度も稽古で聞いているけど、なかなかできない」とのこと。
頭の中に知識としてはあるけど稽古の中で出来ない理由のほとんどは、私が思うに「倒そう」「型通り動こう」という意識に、他の意識を全部持っていかれるからだと考えています。
型稽古の中では、「倒す」、「どう動かうか」というアウトプットよりも、「自分の状態を感じる」、「相手との関係を感じる」といったインプットに比重を置くと上手くいくように思いますし、合気道が「動く禅」と言われる所以ではないかと考えています。
そういう稽古を積んでいくと、自ずと「どの方向に」「どの位の量」動くのが塩梅が良いのか感じられるようになると思います。私もまだまだ未熟ですが、無理な方向で無理矢理がんばるというのは、かなり減ったように思います。
今年はGW中も楽しく稽古できました。
ありがとうございます。