前回、子供がいるクラスで後ろ技を稽古したらすごく反応が良かったので、今回も引き続き稽古しました。
単発で合気落としを稽古するのではなく入身投げを関連づけてみました。
まず最初に、復習をかねて入身投げを稽古しました。受けの奥の場所を取りたいので「受けの反対側の耳が見えるくらいまで奥に入る」、「首絞めができるくらい奥に入る」と普段から説明していますが、これがなかなか難しい。
次に、合気落としを稽古しました。受けの膝を押さえてから重心を崩して倒すのですが、受けをした子供が例外なく「うわぁ~」とか言いながらニッコニコなんですよね。なんなんですかね?楽しそうなので少し長めに稽古しました。
もう一度入身投げに戻って、取りが奥まで入らず浅かった場合、ちょうど合気落としで返されやすいという説明をしました。浅いとダメなんだと気づきがあって奥に意識が変わったようでした。この説明はして良かったと思いました。
同様の説明方法で四方投げも稽古しました。相手方向に突っ込んでいくと顔面にカウンターが入るので、受けがそれをしずらい方向や場所を考えながら稽古しました。
受けを投げる、極めることと同様に、やられないようにすることを意識することも大事だと思います。やられないことを意識すると、選択できる方向、間(距離感)が制限されることがわかり、精度を上げるきっかけになると思います。
今回も楽しく稽古できました。
ありがとうございます。